河岸ー自分日記

模型工作と読書と音楽とカトリック

いざ、作りめやも

  二十歳を過ぎて出会った物は多い。鉄道、堀辰雄遠藤周作キリスト教カトリック)そしてプラモデル(飛行機)。

 

2013年夏に公開されたジブリ映画「風立ちぬ」。物語の筋、画の美しさ、タバコを美味そうに嚥む様など、惚れ惚れする作品だった。前述の堀辰雄と飛行機プラモデルに興味を持つに至った映画だ。堀辰雄はエンドクレジットで「堀越二郎堀辰雄に敬意を込めて」と書かれているの見たので、浅薄な文学の知識から物語の背景になっているのではないかと思い、読んでみたら底根ハマってしまった。

プラモデルの方はといえばラストに近いシーンで出てくる、九試単座戦闘機を再現したくなりモデルグラフィックスの付録に付いてきたインジェクションキットを購入したのがきっかけで作るようになった。

雑誌の付録で付いてきたキットを作り始めてから6年経つが、波はあるにせよ未だにプラモデルは作り続けている。伸ばしランナーだのスミ入れだの様々な技法を覚えたが、未知数な事はまだまだ多く常に新しく楽しい。

いつまで生きるか分からないけれども、体動く限り続けていればと思う今日この頃である。